プロパンガスの特徴や利用するときの注意点
最終更新日 2024年11月15日 by ouraku
住宅やビルあるいは工場などでも、ガスを使用するケースが少なくありません。
この中でガスを利用しているのは一般的な住宅になります。
一戸建て住宅はもとより、マンションなどでも頻繁に利用するのが特徴と言えるでしょう。
もし、これから住宅を購入する場合には、ガスのことをよく理解しておいた方が良いかもしれません。
例えば、これから住む地域が田舎の場合には、基本的に都市ガスなどが通っていない可能性があります。
都市ガスが通っていない場合には、プロパンガスを使用することになるでしょう。
目次
中古住宅を購入する場合の注意点
中古住宅を購入する場合は、前の住人が既にどこかのガス会社と契約をしているはずです。
建物の裏側を見てみると、たいていは北側になりますがそこにプロパンガスが2本ぐらい設置されているケースが少なくありません。
この場合、会社を変更しても良いかもしれませんが、特にこの会社でなければ嫌だと言うことがなければ、そのまま契約を続けてみるのが良いです。
引っ越しをした時、ガス会社に関する説明書きなどが書かれた紙があります。
それに従って電話をし、再びガスを引いてもらうようにしましょう。
基本的に前の住人が引っ越しをしてすぐの場合には、新しいプロパンを用意する必要はないかもしれません。
しかし、1年ないし2年ほど経っている場合は、ガスがプロパンの中に入っていない可能性があります。
このような場合には、再びガス会社の人に来てもらい補充する必要があるわけです。
この時初期費用等は特にかかりませんが、契約をするときの費用は10,000円位かかることがあります。
その点は、その会社によって違いますので実際に連絡をして確かめるべきです。
プロパンガスは都市ガスと比べると若干料金が高い
初めてプロパンガスを使う場合は、料金がどれぐらいになるのか気になることもあるかもしれません。
基本的に、都市ガスと比べると若干料金が高くなります。
高くなる理由の1つは、やはりプロパンを運ぶ人件費等がそこに含まれているからでしょう。
ガスそのものの中身は大して変わりませんが、プロパンを現地まで運ばなければいけないことを考えると確かに人件費に加えトラックの費用などもかかるわけです。
当然安全性に配慮しながら運ぶため、がさつな状態でプロパンの持ち運びをするわけにはいきません。
もし、都市ガスの所が良ければ引っ越しをするしかないでしょう。
自分の力で都市ガスを引いてくるわけにはいかないからです。
そもそもなぜ都市ガスを引くことができないかと言えば、それだけの人口がいなかった可能性があります。
田舎の方でも、今後都会になる予定があるような場所などは、都市ガスを最初に引いてしまう可能性があるでしょう。
しかし、ほんとに中で人口が増えるかどうかわからない場合は、そのインフラにたくさんのお金を投資したとしても、人が住まなければ損失を出してしまう可能性があります。
このように考えれば、わざわざ都市ガスをひかずにプロパンを使えば十分と判断するわけです。
新築住宅を建築する場合ガス会社を選ぶことができる
詳しい話は市町村で決められているためわかりませんが、いずれにしても今までガスが来ていなかったところに突然来るわけがなくやはりプロパンで代用するしかないといえます。
新築住宅を建築する場合、ガス会社を選ぶことができますが、建売住宅の場合には既に決められていることもあるかもしれません。
例えば1区画すべての住宅販売をしている場合、すべての家庭で同じ会社からスタートします。
ただ、そこから一生会社を変えることができないわけではありません。
最近は、安い会社なども出てきています。
例えば、大手企業が運営している会社等です。
多くの場合は下請け会社や子会社になりますが関連会社として運営しているケースも少なくありません。
この場合には、格安で利用できるケースもありますが、だからといってすぐに会社を変えるのは賢明ではありません。
最初の1年間は通常の2割引などで行っている場合
プランなどを見ても確かに安いかもしれませんが、数年使い続けるとあまり安くならないケースがあります。
よくある例としては、最初の1年間は通常の2割引などで行っている場合です。
それだけの割引をすると言う事は、やはり何らかの理由があるといえます。
多くの場合、1年目に割引をするのは多くのお客さんに使ってもらうためでしょう。
そして、2年目以降料金が高くなった場合、確かにその料金の変化に気がつき解約をする人がいるかもしれません。
しかし現実には、多くの人は解約をせずにそのまま使い続けることになるはずです。
なぜ解約をしないかと言えば、それは解約をするのが面倒だからです。
わずか数百円のために解約をするのはバカバカしいと考えるためそのまま契約を続けることになります。
ガス会社もその辺の心理を狙っているかどうか分かりませんが、おそらくそのような意図で初年度だけ料金を安くしている会社はあるはずです。
まとめ
もし契約をする前の段階ならば、まず5年ぐらい使った時お得なのかどうかを確認しておいた方が良いです。
逆に高くなってしまっては意味がないため、その辺の計算はとても大事になります。